2019.02.22 カテゴリ:仕事設計 タグ:オール電化、火
こんにちは
今日は良いお天気になりましたねー
2~3日前から厳しかった冷え込みも随分和らいできたなぁと感じています。
こんな感じでこの冬のシーズンが過ぎ去ることを祈ってます!
それでは本題です。
今はやっぱりオール電化がおすすめですか?
富山県は電力会社の力が圧倒的に強い事もあり、新築住宅の70%以上がオール電化住宅です。
(関東などは逆にガス会社が強いので電化住宅は少ないようです)
因みに富山県は電力消費量全国1位だそうです。
電化住宅の普及率が高いのと家の面積がデカいのが要因でしょうか?
そもそもオール電化の何が良いの?
先ず、オール電化のメリットは?
・深夜電力等を上手に使えば、お湯や暖房を安く使う事が出来る。
・基本使用料を一本化できる。(ガス、灯油等が不要)
・火を使わないので安全である。
・震災時にタンクの水が利用できる。(これはオマケかな?)
じゃあデメリットは?
・給湯機設置の価格がガスや灯油より高い。
・昼間に使うと高くなる。
・炎を見る事、使う事が無くなる。
どちらかと言うとメリットの方が勝ってる感じです。
しかし、自分が一番危惧するのがデメリットの「炎を見る事、使う事が無くなる」です。
人の暮らしと火を切り離してはいけないのでは?
こちらはCoo事務所のストーブです。
確かに光熱費が安くなって火災の心配が激減するオール電化住宅は魅力です。
しかし、最近の子供たちのなかには
実際の火を見た事も、使った事もないなんて子が結構いるようです。
確かに現在の暮らしは本当の火を使う事が無くても生活は出来るのでしょう。
しかし、しかしですよー
人間が火を使うようになった古来から火は人の暮らしの中心にありました。
焚火・囲炉裏・暖炉・ストーブ・こたつ(昔の練炭炬燵とか)
そこに家族が集まり、煮炊きしたり、焼いたり、お湯を沸かしたり・・・
炎を見つめながら語らったり、一杯呑んだり・・・
そんな場所が家から無くなるって寂しくありませんか?
オール電化住宅でも、たまには本物の火を使いましょう!
メリットの多いオール電化住宅を決して否定してるわけじゃありません。
でも、火の周りに家族が集まり、語らい、癒される。
そんな場所って大切じゃありませんか?
ご予算が許されるならオール電化住宅でもプラス
薪ストーブorペレットストーブを是非お勧めします。
手入れは少々面倒かもしれませんが、豊かな暮らしをお約束します。(笑)
薪ストーブ等の導入な困難な場合は、たまに食卓をキャンドルで飾るとか
庭が有れば、炭やカセットコンロなどでBBQなどは如何でしょうか?
是非、火に触れる機会を作りましょう!
因みにCooお気に入りの灯油ストーブ「アラジンのブルーフレーム」は
完全燃焼し臭いも殆どありませんが、現在の気密性に優れた住宅には全く向きませんので!
(一酸化炭素中毒の恐れあり)
それでは皆さん、良い週末を!